雨漏りが起こりやすい家の特徴って?


 

9月の終盤に差し掛かり、いよいよ秋らしい気候となってまいりました。

街中はすっかりハロウィン仕様ですね。

気温差が激しく体調を崩しやすい時期です。

楽しみすぎて生活リズムを崩さぬよう、くれぐれもお気をつけください。

 

さて今日は、雨漏りしやすい家の特徴についてお話しようと思います。

雨漏りが起こりやすい家と、全く起こらない家、その違いはどこにあるのでしょうか?

また、今後家を建てたり購入したりする人はどんな点に気をつけたら良いのでしょうか。

 

【雨漏りしやすい家の特徴①デザイン重視】

 

雨漏りは古い家でのみ起こると思っている方も多いですが、

実は比較的新しい家で雨漏りが発生するケースが増えています。

特に注意したいのが、「軒なし住宅」です。

「軒ゼロ住宅」とも言います。

 

 

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この模型のように、屋根が外壁から張り出していない家を「軒なし住宅」といいます。

 

 

軒なし住宅はすっきりとしたデザインで、若い世代に人気がありますが、

雨が外壁を伝って地面に流れるため、雨漏りのリスクが通常の5倍になります。

また、軒なし住宅は窓も守られていないので、窓からの雨漏りにも気をつけなくてはなりません。

 

 

【雨漏りしやすい家の特徴②バルコニー】

 

雨漏りは屋根からだと思っている人が多いですが、窓枠から起きるケースもあります。

つまり大きな窓枠が必要なバルコニーは雨漏りが起こりやすい場所です。

常に雨風にさらされるので、施工工事が万全でも段々と被害が拡大していくこともあります。

 

ちなみに「バルコニー」は、2階以上に張り出した屋根の無い手すり付きの場所のことをいいます。

屋根がある張り出した場所は「ベランダ」。

1階から突き出した屋根のない場所を「テラス」と呼びます。

日本ではたまに、1階で屋根がついているものも「テラス」と呼びますが、本来は間違った使い方です。

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ここで紹介した2つ以外にも、雨漏りが起こりやすい家の特徴はありますが、

一番大切なのは、日本の気象条件にあった住宅を選ぶことです。

たとえば昔ながらの日本家屋は、雨をしのぐために軒を大きく取っていました。

日本は昔から雨の多い国なので、こういう工夫を住宅に施していたのですね。

 

デザインだけのメリットで家を選ぶと、後に大変な被害が出てしまうこともあります。

見た目だけでなく、機能性も重視しましょう。

 

日栄商工では、様々な方法で雨漏りの点検・修繕を行っています。

雨漏りでお困りのかた、また少しでも異変を感じたかた、お気軽にご相談ください。

お待ちしております。

 

 

 

 


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