雨漏り放置の恐怖、カビ毒。





以前のコラムで一度紹介しましたが、雨漏りは放っておくとさまざまな二次被害を引き起こします。


今回は二次被害のひとつであるカビと、さらに人体に影響を及ぼすカビ毒についてご紹介します。



雨漏りを放置したままにしておくと、雨水の通り道にしたがってシミができるようになります。
それでもなお放置し続けると発生するのが、カビ。



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カビは湿度60%以上、温度20~30度の環境下で発生しやすく、塗装や接着剤、木材や空気中の汚れを栄養源として繁殖します。

日本はカビの多い国と言われますが、これは多湿で温暖な日本の気候と、カビの成長しやすい環境条件とがよく合っているからなのです。



続いてカビ毒についてです。

カビが作り出す、人体に悪影響をもたらす化学物質を総称してカビ毒といいます。
雨漏りにより、天井や壁の裏で繁殖したカビが悪質な化学物質を吐き出し、それが呼吸器疾患やアトピーなどに繋がる危険性もあります。


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また、カビが引き起こす病気のひとつに、夏型過敏性肺炎があります。

夏型過敏性肺炎とは、カビの一種であるトリコスポロンを吸うことで肺がアレルギー反応を起こし、微熱が出たり、咳や痰が出たり、体がだるくなったりする病気です。


症状が夏風邪と似ているため勘違いされやすいですが、病院でのしっかりとした治療が必要です。




このように、カビはそのまま放置しておくとさまざまな悪影響をもたらします。



雨漏りが発覚した際は早めの点検・修理を心がけましょう。

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